呼吸で禁煙する方法があるのですが、これは妊婦さんにとって自然な形で禁煙できるとっても良い方法なのではないかと思います。
少々長いですが、最後まで読んでみてください。
「呼吸で禁煙」〜永久禁煙をあなたに〜
たいていの禁煙挑戦者は、辛い離脱症状や禁断症状に苦労しています。
その時に乗り切れる気力があればいいのですが、多くの人は敗れてゆきます。
この時に、自分の呼吸の乱れに気づいている人はほとんどいません。
どのような禁煙成功者でも、最終的には呼吸が安定軌道に入ってゆきます。
禁煙の勝負は、禁煙開始の1週間です。
ここをどう乗り切るかが分かれ目となるのですが、
我慢我慢で過ごす1週間ならば、それ以降も常に誘惑と戦わなくてはならないでしょう。
しかし希に、簡単に禁煙成功する人もいます。
そんな人たちは、比較的冷静に禁断症状を見つめています。
だから呼吸が乱れてしまうことがありません。
呼吸の乱れによって、感情の起伏が生じます。
実は、それが喫煙を強く促しているのです。
そのため、タバコの代替になるもの(禁煙グッズ、ガムや飴など)を使う人
がいますが、それも危険と言えば危険です。
結局は「喫煙のリズム」が継続されたままなのです。
もちろん、辛抱、我慢で成功する人もいるとは思います。
しかし、喫煙の誘惑はいつやってくるか分からないのです。
禁煙開始時の不安定さの原因を知っているのと知らないのとでは大違いです。
後の再喫煙の危険性が残されたままなのです。
呼吸で禁煙する人の多くが、喫煙の本当の理由、メカニズムを知ることになります。
タバコの必要を感じなくなります。
つまり、自分の呼吸の安定感が、
喫煙のリラックス感をしのぎ上回るという体験をすることになるのです。
日本の喫煙者数は、3000万人とも4000万人とも言われます。
そのうち、7割は「止められるものなら止めたい」という希望をお持ちのようです。
そういうアンケート結果を見たことがあります。
気持ちは分かりますね。
でも、止められない。
観察の結果、禁煙できない最大理由は、タバコを上回るリラックスのしかた、
心身の調律のしかたを知らない、ということが大きな原因です。
もちろん、ニコチン依存症という病名があるくらいですから、
ニコチンという物質に体が依存している、と普通は考えられるのです。
でも、それだけではありません。
喫煙というこれまでの体の癖、習慣が染みついているのです。
特にタバコの吸い方に問題があります。
喫煙は形を変えた呼吸です。その呼吸リズムが快感を作り出しているのです。
だとしたら・・・解決策が見えてくるのではないでしょうか?
喫煙をしのぐ呼吸を手に入れることになります。
それさえ手に入れれば、誰でも簡単に禁煙できます。
現に多数の方が成功しているわけです。
呼吸で禁煙は、これを突き詰めた禁煙方法です。
これで禁煙できないわけがないと感じられるのです。
たぶん、今後かなりの方が、呼吸で禁煙を知り、実践してゆくことになるでしょう。
医療機関でもすでに活用しているドクターが増えています。
日本は喫煙大国ですが、喫煙が原因による死者数は年々増加の傾向にあります。
年間十数万人と言われます。
多くの喫煙者は、喫煙の悲劇をあまり実感として持っていないようです。
正直言って悲惨です。
タバコの煙を吸う生活より酸素の豊富な空気のほうがおいしい上に、
健康へと向かってゆきます。
「呼吸で禁煙」〜永久禁煙をあなたに〜
妊婦の関心として、胎児の健康がとても気がかりなところです。
そこで止められないタバコを吸うと、罪悪感や申し訳なさもつのります。
するとまた、タバコに手が伸びてしまうという悪循環が考えられます。
しかし、お母さんができるだけ呼吸でリラックスすることに努めてゆきますと、
喫煙自体が不要となります。
この微妙な転換ができるかどうか。
またそれに気がついてもらいたいなと思っています。
呼吸で禁煙がよいキッカケになれれば嬉しいです。